今朝の5本 Bloombergニュース 2021年3月4日

融和をスローガンに掲げるバイデン米大統領にとって、就任後最初の大仕事は国ではなく民主党内の溝を埋めることでした。
最低賃金引き上げを棚上げし、直接給付金の受給資格も範囲を狭めた政権は、共和党から造反が出なくても、民主党上院議員の全員が賛成票を投じることでぎりぎり法案を可決させられる財政調整措置に命運を賭けます。
1兆9000ドル(約203兆円)の「米国救済計画」が間もなく上院通過への一歩を踏み出します。

スピード崩壊

ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)はグリーンシル銀行を閉鎖させ、不正会計の疑いがあるとして捜査当局に告発した。

ワクチンが前提

米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、米経済は年初からの2カ月、緩慢なペースで拡大した。

慌てず騒がず

欧州中央銀行(ECB)の当局者らは債券利回り上昇を抑えるために劇的な行動が必要だとはみておらず、債券購入プログラムの柔軟性と口先介入によって経済へのリスクを制御できると考えていると、関係者が明らかにした。

回復足踏み

ADPリサーチ・インスティテュートによると、2月の米民間雇用者数は市場予想を下回る前月比11万7000人増加にとどまった。

19%を25%に

スナク英財務相は緊急減税措置の延長を明らかにした一方で、コロナ禍における巨額の経済支援費用を賄うため、黒字企業には負担を求めると警告。

きょうのマーケットは? 2021年3月4日

ニューヨークダウは、米長期金利の上昇を警戒しハイテク株は安く、前日比121.43ドル安の31,270.09ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.055%上げて1.470%で引けました。
原油価格は、米週間在庫統計でガソリン在庫が大幅に減ったため買われ、前日比1.53ドル高の61.28ドルで引けました。

為替相場では、ドル/円は、一時107.15近辺まで上昇後、106.95~00近辺に落ち着きました。
EUR/USDは、一時1.2043近辺まで下落後、1.2065近辺に落ち着きました。

ドル円    10.97-98  107.15/106.66
ユーロドル  1.2067-71
米10年国債 1.472%  +0.062

きょうのドル円 106.50-107.30 SMBC日興証券 野地氏
 ドル円さらなる上昇の要件

今朝の5本 Bloombergニュース 2021年3月3日

米国ではこれまでに約7690万人が新型コロナウイルスのワクチン接種を済ませました。
米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長らの示唆よれば、事態が正常に戻るには接種率が70-85%になる必要があります。
米国の人口は約3億6700万人。バイデン大統領は防衛生産法を適用し、戦時同様の緊急性を持ってウイルスへの攻勢を強める姿勢です。

ピンチ時の敵は味方

米製薬大手のメルクは、同業の米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した1回接種型の新型コロナウイルス感染症(COVID19)ワクチンの生産を支援する。

プレッシャー

米連邦準備制度理事会(FRB)は、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)への依存度を低下させる金融機関の取り組みに対して監視を強化しつつあり、進展状況に関する一段と詳細な証拠の収集を始めた。

生き残りをかけ

ソフトバンクグループのビジョン・ファンドが支援する金融ベンチャー、グリーンシル・キャピタルは保険会社アテネ・ホールディングに事業を売却する交渉に入っており、合意に近づきつつある。

衰えぬ人気

ほぼ1年ぶりの低成績にもかかわらず、キャシー・ウッド氏というブランドへの需要は揺るがない。

前政権との違い

米政府はロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の毒殺未遂および同氏の収監に抗議し、バイデン政権で初となる対ロシア制裁を発表した。

きょうのマーケットは? 2021年3月3日

ニューヨークダウは、利益確定売りが重荷となり、前日比143.99ドル安の31,391.52ドルで取引を終えました。
米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.041%下げて1.405%で引けました。
原油価格は、OPECプラスが4日の会合で、減産規模の縮小を決めるとの観測が重荷となり、前日比0.89ドル安の59.75ドルで引けました。

為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン後売り込まれ、一時106.68近辺まで下げ、その後は安値圏で横ばい推移しました。
EUR/USDは、1.2028近辺から1.2094近辺まで上昇しました。

ドル円    106.74-75 106.95/106.66
ユーロドル  1.2089-90
米10年国債 1.1415%  -0.031 

きょうのドル円 106.20-107.20 シティグループ証券 高島氏
 リフレトレードとその巻き戻しでドル円は?

今朝の5本 Bloombergニュース 2021年3月2日

その名も「ウルトラ・ミリオネア・タックス(超富裕税)」。
純資産が5000万ドル(約53億円)を超える個人に2%、10億ドルを超えたら3%を課税する案を、エリザベス・ウォーレン上院議員ら民主党議員が提示しました。
コロナ禍で資産が「40%増えた」超富裕層に相応の負担を背負わせることで、10年間で少なくとも3兆ドルの税収増が望めるそうです。
上院通過のハードルは高いようですが、著名なビリオネアたちが何とコメントするか興味深いです。

製造業に明るさ

米供給管理協会(ISM)が発表した2月の製造業総合景況指数は60.8と、3年ぶりの高水準となり、エコノミスト予想の58.9を上回った。

1600億円の重み

ソフトバンクグループのビジョン・ファンドは、サプライチェーンファイナンス会社グリーンシル・キャピタルへの投資15億ドル(約1600億円)について、評価額を大幅に引き下げたと関係者が明らかにした。

ぜい弱さを是正

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は金融システムの改善を目指し、今後数カ月に取り組む規制改革の課題を示した。

あらゆる手段

欧州中央銀行(ECB)は正当な理由のない債券利回りの上昇には対応しなければならないと、ECB政策委員会メンバーでフランス銀行(中銀)のビルロワドガロー総裁が述べた。

タイガーに移籍

ゴールドマン・サックス・グループで資産運用事業の共同責任者を務めてきたエリック・レーン氏が、同ポジションに就いて6カ月足らずで退社する。