category: IT・科学  1/3

そもそも自動運転のレベル0~5って何?

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現在、使われている自動運転のレベル分けは、SAEインターナショナルという自動車技術の標準規格に大きく影響を持つ非営利団体が2016年に定めた「SAE J3016」が基本となっています。さらに、日本では自動車技術会(自技会)が用語や認識の統一を考慮して、SAE J3016の日本語訳を公開しました(2018年2月)。それまでは、さまざまなレベル分けが存在していましたが、現在はSAE J3016が自動運転レベル分けの基準となり、日本語として...

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世界の4分の3を占める中国の「AI投資」

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工業情報化部傘下・中国信息通信研究院の副所長・張雪麗氏は、2018年上半期のAI分野へのグローバル投資額は435億ドルであり、そのうち中国が317億ドルだったと2018年中国人工知能産業年会で報告。実に、全投資額の4分の3以上を占めたと強調しました。張氏の報告によれば、今年9月時点で世界のAI企業の数は5159社であり、そのうち中国企業は1122社にのぼります。なお、この中国AI企業数の統計には、香港、台湾、マカオなどを拠点と...

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完全自動運転は実現するのか?

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日本で「空飛ぶ車」がブームとなりつつあり、経産省が企業や大学による「空飛ぶ車」の開発支援として、2019年度予算概算要求に約45億円を盛り込む方針です。戦後の米国でも「空飛ぶ車」がブームがになりましたが、そのブームは長続きしませんでしたそれは、米国の空が1家に1台の「マイ空飛ぶ車」を受け入れる余地が無いことが分かったからです。例えば、国土交通省の資料によれば日本の航空機の登録は3000機弱です。それに対して、...

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AIの進展がもたらす不都合な真実 2/2

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今までは、交通ルールや視覚・聴覚情報を交えて、機械をコントロールする部分に、人手が不可欠でした。ところが、その部分はAIがどんどん習熟してうまくなっていきます。現在でも、鉱山などの非公道領域では重機・建機の自動運転が普及しています。ナビシステムに軍事衛星を活用して、2cm角の精度(乗用車のナビは50cm角)で路面状況を把握し、トラクションコントロールを行い、結果、事故率は人間が運転していた時の2%以下に減少...

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AIの進展がもたらす不都合な真実 1/2

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現状の特化型AIで華々しく自動化が進む領域があります。それは何か?次のような条件の領域です。 ・コンピューターの中で完結し、物理的作業がほとんど発生しない。 ・一つの分野の知識でのみ習熟が求められる。こうした仕事の多くは、「スペシャリスト」と呼ばれます。たとえば、給与計算や年金・社会保険業務などはその最たるものです。請求や支払いを行う事務作業なども大幅に簡素化されます。現状だと、企業によって帳票の項...

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