個人が対ドルで最大級の円買い越し

個人投資家の対ドルでの円買い越しが過去最大級に膨らんでいます。
外国為替市場では、異例の大型連休を前に年初のようなフラッシュクラッシュ(瞬間急落)への警戒感がくすぶるが、少なくともドル・円相場については急落リスクは小さいとの見方が出ています。

東京金融取引所の外国為替証拠金取引(FX)データによると、個人投資家の対ドルでの円の買い越しは23日時点で20.9万枚と、データがさかのぼれる2006年7月以降で最大だった4月17日(22.3万枚)に迫る高水準です。
一方、高金利通貨のトルコ・リラに対しては29.2万枚と大規模な円の売り越しが恒常化しています。
年初のフラッシュクラッシュ時のように「クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)が下落することでドル・円まで5円、6円と急落するような展開にはなりにくいと予想されています。

連休中は、相場変動のきっかけとなりそうな海外の主要経済指標やイベントが目白押しです。
ドル・円が急落した1月3日のフラッシュクラッシュは米アップルの売上高予想引き下げをきっかけに世界経済に対する懸念が広がったことが背景でしたが、そのアップルの決算発表は日本時間5月1日早朝に予定されています。
また、期間中は5月1日のレーバーデー(英米以外のアジア・欧州)や6日の英国のバンクホリデーなど海外でも祝日が多く、市場の流動性が大幅に低下します。

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