意味不明な肩書き、エバンジェリスト、グロースハッカーって?

一見するとよくわからない役職や職種が増えています。
特に、IT企業や外資系企業などでカタカナポストが横行しています。
他業界や他社からするとほぼ謎の職種や役職について、代表的なものを紹介します。

エバンジェリスト

最新のIT技術を社内外の多くの人にわかりやすく解説、布教するため職種として、1980年代にアップルやマイクロソフトが設置したポストから普及しました。
従来の営業職と違い、不特定多数を対象としたセミナーやイベントなどでのプレゼンや、企業文化や技術的理解を深めて自社社員の意識向上などを図るインナーマーケティングという業務を行うのが特徴です。
エンジニアやITコンサルタントからのキャリアアップが多いようです。

アカウントエグゼクティブ

営業担当者とほぼ同義で、もともとは広告業界の法人営業職で用いられていた呼称ですが、ITや人材分野でも近年この肩書きが増えています。
この場合“アカウント”は計算・勘定のような意味で、顧客の広告効果の最大化や課題解決に向けて制作スタッフのアサイン、予算やスケジュールの管理などプロジェクト全体を取り仕切ります。
顧客企業と自社の利益やプロジェクトに関わる人たちの調整役ですが、制作物のクオリティ管理なども重要な役割です。
顧客の意向を汲み取ってクリエイターに伝え、案件次第ではディレクションなどプロデューサー的な役割を果たすこともあります。

バイス・プレジデント

通常、外資系金融機関では新卒入社の場合はアナリスト、ビジネススクール出身の場合はアソシエイトとしてキャリアが始まり、アソシエイトとして実績を残した人が就ける役職です。
様々な部門に分かれているなか、各現場のトップはマネージング・ディレクター(MD)などと呼ばれ、バイス・プレジデントは第一線で活躍する課長補佐くらいの立場で、MDへの登竜門的ポジションのです。

グロースハッカー

会社やサービスの成長(=グロース)を加速させるIT職種として、2010年頃に知られるようになりました。
決められた予算と期間の中で行うマーケティングに対し、グロースハッカーはウェブサイトやアプリなどIT的な手法でサービスなどを広めるため、予算や期間などもより流動的です。
また、マーケターと違って製品やサービスの開発にも携わる場合もあり、現場の技術的な素養も必要です。
Dropboxなどの成功事例がよく取り上げられます。

ITアーキテクト

データベースやセキュリティなどITで特化した分野がある専門家をITスペシャリストと呼びますが、ITアーキテクトは経営的視点を持つITスペシャリストとしてITによる業務効率化などを支援する職種です。
開発プロジェクトではITの専門知識を用い、最適化されたアーキテクチャ(構造・構成)を作り出し、全体の整合性を管理します。
企業の経営戦略に応じて運用しやすい最適なWebシステムを設計して、システムの最終的な仕上がりを左右します。

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