愛すべき(?)麻生太郎
夏の参院選に勝利して国会のねじれ状況を克服したい安倍晋三首相にとって、心配の種は明日からスタートする通常国会の論戦、特に2月から連日開催される衆参の予算委員会審議だ。
“日本語が苦手”な麻生氏や失言癖のある石原氏ら国会答弁で脇の甘さを露呈しそうな人がいる。
早速、麻生氏が失言してしまった。
終末期医療や延命治療に言及した際、終末期の患者を「チューブの人間」と表現し、「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない。さっさと死ぬから』と書いて渡してある」と発言。さらに「いい加減死にてえなあと思っても、『とにかく生きられますから』なんて生かされたんじゃあ、かなわない。しかも、その金が政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます寝覚めが悪い」。
高額で無駄な延命治療や尊厳死に踏み込んだ発言として、評価するむきもある。
彼の放言は多々あるが、ある意味他意のない粗野な表現や素直な本音なのかもしれない。
衆議院選挙に初出馬した1979年の演説で登壇して開口一番、支援者に対して「下々の皆さん」と発言したことは語り草となっている。
また、当選後に「将来の総理大臣」というマスコミに対して「年寄り代議士が何人か死ねばね」、
「とてつもない金持ちに生まれた人間の苦しみなんて普通の人には分からんだろうな」等々。
同じ境遇の鳩山由紀夫元総理のように、国難を招く失言に比べれば、愛すべきキャラクターなのかもしれない。
“日本語が苦手”な麻生氏や失言癖のある石原氏ら国会答弁で脇の甘さを露呈しそうな人がいる。
早速、麻生氏が失言してしまった。
終末期医療や延命治療に言及した際、終末期の患者を「チューブの人間」と表現し、「私は遺書を書いて『そういうことはしてもらう必要はない。さっさと死ぬから』と書いて渡してある」と発言。さらに「いい加減死にてえなあと思っても、『とにかく生きられますから』なんて生かされたんじゃあ、かなわない。しかも、その金が政府のお金でやってもらっているなんて思うと、ますます寝覚めが悪い」。
高額で無駄な延命治療や尊厳死に踏み込んだ発言として、評価するむきもある。
彼の放言は多々あるが、ある意味他意のない粗野な表現や素直な本音なのかもしれない。
衆議院選挙に初出馬した1979年の演説で登壇して開口一番、支援者に対して「下々の皆さん」と発言したことは語り草となっている。
また、当選後に「将来の総理大臣」というマスコミに対して「年寄り代議士が何人か死ねばね」、
「とてつもない金持ちに生まれた人間の苦しみなんて普通の人には分からんだろうな」等々。
同じ境遇の鳩山由紀夫元総理のように、国難を招く失言に比べれば、愛すべきキャラクターなのかもしれない。