たった20日、40時間の勉強で宅建試験に挑戦!Part1(再編集)

宅建は国家試験であり、1年に1回、10月の第3日曜日にのみテストが開かれます。
全て4択マークシート形式で50問出題され、毎年4つのテーマに分かれて出題されます。
受験者数は、約18万人〜21万人で、そのうち合格者数は約2.8万〜3.5万人です。
合格率は、一番高い時で17.9%(平成21年度) 、一番低い時で15.2%(平成22年度) です。
国家試験のなかで15~17%の合格率は高い数字です。
しかし別の見方をしすると、毎回10人のうち8人の受験生が不合格に終わっているのです。

宅建試験は相対評価方式であり、合格率は15%~17%になるように合格者数を調整されています。受験者の中の比率で合格は決まるので、毎年合格点数は変わります。つまり、1点取れるか取れないかの違いが合否に大きく関係し、問題の難易度によって合格点が増減します。
近年の宅建士試験の合格点の目安は35点前後で推移してきましたが、問題がやや優しかった平成30年度は、宅建士試験の合格点は過去最高の37点でした。
宅建試験は受験資格が年齢、性別、学歴等の制約がなく誰でも受験が可能であり、受験することへのハードルは低いのですが、合格難易度はそれなり高いです。

宅建士とは、宅建建物取引士の略称で、都道府県知事から資格登録を受けて、宅地建物取引士証を交付された者です。業務内容としては、宅地や建物の売買・貸借・交換をする時に、代理又は仲介を請け負います。そして、契約の際に重要事項を説明し、記名押印する義務があります。
簡単にいうと、
・宅建士しかできない独占業務(重要事項の説明、記名押印等)ができる
・不動産業者は5人につき1人以上の割合で専任の宅建士を置かなければいけない
・手当もらえる事が多い
ちなみに宅建士の手当は2~3万円、高いところだと月5万円もあるらしいです。
昇給だけでも費用対効果高いし、独占資格なので不動産業界で働く人にとっては必須の資格です。
そもそも宅建試験は「実務」をするにふさわしい能力があるかをチェックする試験です。
宅建試験は「宅建士として働くために必要な知識」が出題されるため、毎年の出題傾向が大きく変更されることはありません。試験が10年実施されれば問題の出題のバリュエーションが尽きてしまいますので、過去問も10年分やれば試験範囲を網羅できます。
そのため、ほとんどの市販の過去問題集は10年程度の量で編集されています。
過去問を見ると、試験に出やすい範囲には偏りがある事がわかります。
宅建業法であれば35条37条書面・媒介代理・免許基準ですし、民法であれば不動産の売買・賃貸に関わる知識が頻出します。
特に、宅建業法は学問ではなく実務のルールなので、過去問以上のことは聞かれません。
本試験では過去問と「同じような」問題が出題されるため、特に宅建業法においては過去問さえやれば満点が狙えます。
合格できない人は、細かい部分の知識にこだわりすぎているか、勉強方法が間違っていることが多いです
過去問から出題の多いもの、全体の正解率が高いものから完璧に知識を押さえましょう。
よく出るものと多くの受験者が正解しやすい知識は絶対に落としてはいけません。

宅建は受験ノウハウがほぼ確立されている試験ですので、どこの会社の宅建講座を受講しようとやることは大して変わりません。
ほとんどの宅建講座は、授業を受けて、授業を受けた範囲の過去問題集を解き、直前期には過去問を練り直したオリジナル問題の演習を行っていくカリキュラムになっています。
独学の場合は、テキストと問題集しかありませんので過去問を解きながら、テキストを読んでいくことになります。
宅建試験に合格するかしないかは、過去問をこなし、基本問題を確実におさえられるかにかかっています。

宅建の勉強時間はどのくらい必要なのか?
宅建の勉強時間は、TACでは350~400時間(少なくとも250時間)、ユーキャンでは6か月間などと各社ホームページ上で書かれています。
TAC独学ハンドブックでは、「独学では300時間(少なくとも200時間)必要です」と記載されています。
総合して独学での勉強時間は、200~400時間は必要とされています。
次に宅建を独学された方のサイトをみると、独学勉強時間は100~350時間とばらついていました。
「たった19日間で宅建試験に合格」の井真井アカデミーでは、法知識ゼロの人が短期間合格を果たすには、1日平均3時間、休日5~8時間の集中学習が必要としています。休日を6日間とすると、75~93時間となります。と言いつつ、「試験終了11月から開始した人の合格率は驚異の86.1%!」とアピールしているので、19日間云々は単なるキャッチでしょう。ただ、10年間で100%出題されている項目が28箇所もあるそうなので、これらを重点的に勉強するのは効果的です。

試験範囲のどこに力を注げば効果的なのか?
各科目の出題数は、
民法14問  問1~問14
法令上の制限8問  問15~問22
税・価格3問  問23~問25
宅建業法20問  問26~問45
その他関連知識5問  問46~問50

ここから36点を効率よく取ろうとすると、やはり宅建業法で確実に得点しなくてはなりません。
目標は18点、最低でも16点は確保しないと厳しいです。
民法はもっとも合否の差が出る部分となります。上述の宅建業法が不動産業界の知識だとしたら、権利関係は民法の全体像についての質問となり、法律の前提知識がないと理解がなかなか難しいです。
目標は10点、最低8点は取れるように勉強してください。
法令上の制限は、最初は難しく感じますが、問題自体はかなりシンプルです。内容の全体像を掴み、各用語やルールの意味をひとたび理解してしまえば得点源にできますので、目標5点です。
税・価格については、税金の種類は多いですが、各税において覚える内容は少ないです。目標2点。
その他関連知識は、土地、建物などに関する問題と最新統計データが1問必ず出題されます。
最新統計データは、宅建講師などが専門的に出題問題の予測及びに近年のデータをまとめていますので、試験直前に必ず目を通してください。(https://www.youtube.com/watch?v=tDqfcRkSZIk)目標4点です。
宅建試験は毎年4月1日現在において施行されている法令によって行われており、法律の改正点はみんなに知って欲しいということもあり毎年多く出題されますので要チェックです。
https://www.youtube.com/watch?v=sy2O5hYYzgw

2019年資格スクール各社のボーダーライン(合格予想ライン)は、
 日建学院:36±1点(35~37点)
TAC:36±1点(35~37点)
LEC:36±1点(35~37点)
大原:36±1点(35~37点)
アガルート:34~36点
で、34点5%、35点36%、36点40%、37点19%の予想となっています。
http://takken-sokuhou.com/

【宅建動画の渋谷会】佐伯竜氏の『2019宅建本試験 検討』によると、基本「絶対に落としてはいけない」33問、「標準的な学習で取れる」9問、基本合計42問、難問(テキストに載っていない知識問題)8問。難易度は昨年より若干難しく、合格推定点は36±1点と予想。
https://www.youtube.com/watch?v=kfqVZTCkTjM&t=438s

講師陣の解説では、昨年も今年も合格点は35点を意図して出題されているようです。
昨年37点の過去最高点だったのは、
1. 受験生のレベルがアップ。
2. 40点以上の高得点者が例年より多かった。
3. 36点の受験生が多く、合格点を37点にしないと、合格率が17%を超えてしまう。
と推定されています。
今年は、宅建業法で個数問題(正解は何個か?)が3個→6個と増え、法令上の制限で難問が3問も出題されています。この点で昨年より2点マイナス、受験生のレベルアップで1点プラス、計36点と予想している講師が多いようです。

受験生からは、「今年は質問の問いかけが例年とは違った」、「宅建業法の個数問題が予想以上に多かった」との声が多いようです。

【ひかる人財プロジェクトの最終結論】
今年は、ユーキャンがデータ公表をしないので、TACとLECのデータを駆使して合格ラインを推定しています。
1. TACの平均点35.7点から-0~3点:34・35・36 → 36点が有力
2. LECの平均点35.3点から±1点:34・35・36 → 36点が有力
3. TACと合格点の相関:近似曲線からは34.959、最近2年間は+1点 → 36点が有力
4. LECと合格点の相関:近似曲線からは35.410、最近2年間は+1点 → 36点が有力

宅建ゼミナールの最終予想です。
 36点 合格最低点確率60%
 35点 合格最低点確率40%

たっけんちゃんねる
 35点の予想維持
 1.個数問題が大幅に増えた
 2.法令上の問題が難しかった
 3.昨年最低合格点が37点だったので、各社の採点サービスに低得点の参加者が少ないと予想。36点予想は上振れ 

私の自己採点です。
民法14問  問1~問14       11点(目標8点)
法令上の制限8問  問15~問22   7点(目標5点)
税・価格3問  問23~問25     3点(目標2点)
宅建業法20問  問26~問45    12点(目標18点)
 *宅建業法の「正しい(誤っている)のはいくつあるか」の個数問題は6問中3問の正解でした。
その他関連知識5問  問46~問50  4点(目標4点)
37点と一応合格ラインです。
ただ、1問転記ミス(1~4から選択なのに何故か5)があるので、36点の可能性もあります(問題用紙の形跡では正解でした)。また、時間がなくて、慌てて転記したので、他にもミスがあるかもしれません(±の可能性)。

得点の内容を見ると、宅建業法が正解12点と無残な結果でしたが、それ以外の分野でカバーできました。
特に、難問8問中4問正解だったのが大きかったです。
宅建業法の不振は時間配分のミスで、見直しの時間が取れなかったのが要因です。
最後まで難問に取り組んでしまいました。

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