今朝の5本 Bloombergニュース 2021年2月12日

「今じゃなければ、いつするんだ」-。
英イングランドは予定通り19日に、新型コロナ対策の制限措置を解除することになりました。
ジャビド保健相は議会で、先送りすれば冬が近づきウイルスが活発化するとして理解を求めました。
しかし英国はデルタ変異株のまん延で、足元では1日当たりの新規感染者数が3万人超に急増。
不安が募る中での「正常化」となります。

良心に「期待」

イングランドでは社会的距離の確保とマスク着用を法律で義務付けていたが、これを人々の注意や自制に「期待する」としたガイドラインに切り替える。

取りまとめへの機運

欧州連合(EU)は主要国が大筋合意した世界共通の最低法人税率を成立させるための交渉に注力するため、デジタル課税の推進を先送りすることを明らかにした。

またもデフォルト

中国の不動産開発会社、四川藍光発展は11日に償還日を迎えた人民元建て社債9億元(約153億円)相当について、期日内に元利払いを履行できなかった。本土社債市場では今年、過去最速ペースでデフォルト(債務不履行)が増えており、特に不動産開発会社が支払い不能に陥るケースが目立つ。

リスク調整後では最悪クラス

相場が激しく変動するビットコインのリターンは、リスクに見合うものなのだろうか。ゴールドマン・サックスはシャープレシオ(リスク1単位当たりのリターンの大きさを測る指標)を得るため、さまざまな資産クラスのリターンをボラティリティーで調整して比較。それによると、ビットコインは金や米国債をやや上回るが、株式の主要指数やセクターを基本的に全て下回ることが分かった。

オーバーシュートの意味

欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は、ECBが容認姿勢を示すインフレ率のオーバーシュートについて、その程度や期間の「具体的な」考えは全くないと述べた。オーバーシュートは「判断の問題」になるだろうと発言。

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