仕事始めに読んでおきたいニュース 2021年11月24日

「国際協調は政策の実行効率を高めるかもしれないが、実際のところ、重要で信頼できる強固な追加メリットが得られるという考えには懐疑的だ」。米連邦準備制度理事会(FRB)のクラリダ副議長による先週の発言です。クラリダ氏の疑問は金融政策の国際協調に関するもので、需給が支配する石油の世界となると話は違うのかもしれません。バイデン政権は10年ぶりとなる石油備蓄の協調放出を指揮し、持ち前の外交力を経済政策で発揮して見せました。しかしガソリンスタンドでの小売り価格に反映されるかどうかは依然不透明で、少なくとも感謝祭に伴う国民の大移動には間に合わなさそうです。

国際協調

米国は5000万バレルの石油備蓄を放出する。放出は日本と中国、インド、韓国、英国との協調で実施される。

不合理

トルコのエルドアン大統領は同国中央銀行のカブジュオール総裁と会談していたことが、事情を直接知る当局者の話で明らかになった。

記録的なインフレ

ユーロ圏の経済活動は11月に予想外の拡大加速を示した。IHSマークイットが発表した11月の購買担当者指数(PMI)速報値は総合が55.8と、前月の54.2から上昇。市場では前月比で低下が見込まれていた。

名誉の代償

米銀JPモルガン・チェースは再び、世界の金融機関でシステム上最も重要な銀行に単独指定された。いっそう厳しい資本要件を課されることになる。

風向きに変化

「パンデミックの勝ち組銘柄」の代表格とされる米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの株価は、一時19%下落し、昨年5月末以来の安値を付けた。8-10月(第3四半期)決算ではオフィスや学校の再開が進む中で事業の伸び減速が明らかになり、同じくロックダウンの勝ち組とされたペロトン・インタラクティブ、テラドック・ヘルスと同様の展開となった。

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