仕事始めに読んでおきたいニュース 2021年11月26日

若干うんざりしてきた「サプライチェーンの制約」という言葉。いつになったら問題は解消されるのか。HSBCのエコノミストは一つのシナリオとして、2022年2月初めの春節(旧正月)連休後を挙げています。中国は春節連休に工場の稼働を停止し、休み明け後も比較的スローに再開するため、そこで輸送の混乱が緩和し始めるという見方です。しかし、カリフォルニア沖では現在80隻ほどの船が入港待ち。昨年の春節後は、待機していた40隻の船が半分に減るのに6週間かかっており、あくまでも一つのシナリオにすぎないようです。実際、HSBCは他にも、来年下期になってようやく落ち着くケース、来年いっぱい続くケースも挙げており、まだまだ頭の痛い状況が続きそうです。

「上昇圧力」

日本銀行の中川順子審議委員は、海外のインフレ高進が今後、日本の物価にも影響を及ぼす可能性に言及した。

リスク抑制検討

欧州中央銀行(ECB)は、信用力の低い企業向け銀行融資のうちリスクが最も高い部分について抑制措置を検討している。

「深刻な懸念」

南アフリカ共和国では、最近特定された新型コロナウイルスの新たな変異株に関する調査が実施されている。

記録破り

株式上場投資信託(ETF)およびロングオンリー・ファンドへの資金流入額は、2021年これまでに約9000億ドル(約104兆円)と、過去19年間の合計額を上回っている。

予想前倒し

米金融当局は来年、従来の予想よりも速いペースで金融政策を引き締めるだろうと、ゴールドマン・サックス・グループのエコノミストらが予想した。

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