Bloombergの厳選ニュース 2022年1月21日

20日の米株式相場は下落。日中は堅調に推移していましたが、午後に入りテクノロジー銘柄などに売りが広がり主要株価指数は終盤下げに転じました。S&P500種株価指数はこれで3日続落。19日のナスダック総合指数に続き調整局面入りするのか、それともここから持ち直すのか注目されます。

「スーパーバブル」

米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)の共同創業者ジェレミー・グランサム氏は、米国株は「スーパーバブル」の状態にあると指摘。このバブルは確実にはじけ、相場は急落するとの見方を示した。

高インフレ長期化を警戒

欧州中央銀行(ECB)政策委員会は昨年12月15、16日の会合で、目先のインフレ加速は「主に一時的要因に起因し、これは2022年中に和らぐ」との見方で一致したものの、一部メンバーは「高インフレが長期化するシナリオも排除できない」と警鐘を鳴らした。

利下げストップ

トルコ中央銀行は20日、政策金利を据え置き、利下げサイクルを停止した。

魅力増す

債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、長期国債に対する「アンダーウエート」のスタンスを近く見直す可能性がある。長期債は年明け以降の売り浴びせで既に大きく下げている。

流出止まらず

ヘッジファンド運営会社ルネサンス・テクノロジーズでは、顧客の資金引き揚げが続いている。資金流出は、過去14カ月に同社のファンド3本全体で約146億ドル(約1兆7000億円)に膨らんだ。

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