Bloombergの厳選ニュース 2022年2月16日

米国の家賃上昇は収まる気配が見えません。コアロジックによる最新のデータによれば、昨年は一戸建て住宅の賃貸価格が平均7.8%上昇と過去最大の伸びとなり、12月は前年同月比で12%上昇。アトランタでは手頃な物件が枯渇しており、今では月5000ドル(約58万円)以下で賃貸物件を探すのは難しいと不動産仲介業者は語っています。持続的な物価押し上げ圧力となる住宅関連の指標には引き続き注目が集まります。

緊張緩和へ一歩か

ロシアのプーチン大統領は、米国およびその同盟国との間の緊張状態について、外交による解決を望んでいると述べた。ウクライナ国境付近に集結させている部隊については一部撤収を明らかにした。

利上げ見通し後押し

1月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びを示した。今回の統計はインフレがカテゴリーを超えて広がっていることを反映しており、米金融当局が利上げと保有債券の縮小をさらに積極的に進めるとの見方を後押しする格好となった。

FRB人事が立ち往生

バイデン米大統領が指名した米連邦準備制度理事会(FRB)要職5候補の承認プロセスが障害にぶつかった。米上院銀行委員会の共和党筆頭理事を務めるトゥーミー議員は、15日に予定されていた委員会採決を事実上阻止。FRB銀行監督担当副議長候補であるサラ・ブルーム・ラスキン氏の承認を立ち往生させる狙いだ。

テクノロジー株離れ

米連邦準備制度の積極的な金融引き締めに備え、ファンドマネジャーらはテクノロジー株の「アンダーウエート」を約16年で最も大きくしている。

制限解除の動き広がる

新型コロナウイルス対策で導入していた制限措置を解除する動きが欧州で進んでいる。

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