Bloombergの厳選ニュース 2022年6月10日

消費を控えたり、価格が下がるのを待ったりできない生活必需品の1つが生理用品。ニールセンIQによると、米国では5月28日までの1年間で生理用ナプキン1パックの価格は8.3%上昇。メーカーは原材料の価格上昇分を消費者に転嫁しており、約1年前に値上げを行ったプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)は最近、再度の値上げを発表しました。10日発表の5月消費者物価指数(CPI)でも生活必需品は一段の上昇が予想されています。

物価のピークまだ先

モハメド・エラリアン氏は、米国のインフレはまだピークに達していないとの見方を示した。

マイナス金利脱却へ

欧州中央銀行(ECB)は7月に0.25ポイントの利上げを実施すると表明。9月に0.5ポイント引き上げる可能性も示唆した。

リセッション確率50%超

かつて米連邦準備制度理事会(FRB)副議長だったアラン・ブラインダー氏は、連邦公開市場委員会(FOMC)は次の3回もしくは4回の会合で0.5ポイントずつの利上げを行う必要があると指摘。

円ショートの余力まだあり

円の一段安を見込む投機筋のポジションは増えているが、その規模はまだ大きくなく、拡大の余地があることがうかがわれる。

1ドル=140円で対応か

円安の進行や物価上昇圧力に対応するため、日本銀行が年内に政策修正に踏み切るとみるエコノミストの割合が減っている。日銀が政策やコミュニケーションの調整に動く円安水準は1ドル=140円との見方が多い。

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