Bloombergの厳選ニュース 2022年6月30日

S&P500種株価指数は前日比ほぼ変わらずで終えましたが、4ー6月期は2020年3月以来の大幅安で終えそうです。その影響で予想株価収益率(PER)は16倍台と、値ごろ感もうかがえます。ただ、予想PERの分母に当たる利益が問題。ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、アナリストは同構成銘柄の利益が今年10%余り拡大すると見込んでおり、年初時点の8.7%増よりもなお強気です。来月の決算シーズンで企業が業績に暗い見通しを示せば、アナリストも予想を下方修正せざるを得ず、値ごろ感は薄まる可能性があります。

下方修正続く

ウォール街のアナリストは世界的な大手テクノロジー企業の一部について業績見通しを引き下げ始めており、29日にはJPモルガン・チェースがツイッターなどインターネット企業26社の業績見通しを下方修正した。

可能だが難しい

パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は米経済が「力強い状態」にあり、労働市場を維持しながらインフレを2%に低下させることができると述べ、経済の軟着陸は可能だとの見解を改めて示した。

予想外に鈍化

ドイツ連邦統計局が発表した6月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、欧州連合(EU)基準で前年同月比8.2%と、予想(8.8%)に反して鈍化した。

5年ぶり

日米韓3カ国の首脳はスペインのマドリードで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にあわせて5年ぶりに会談。北朝鮮対応での協力を一層推進していくことで一致した。前日には岸田首相と韓国の尹錫悦大統領が夕食会で数分間会話したと日韓両政府が明らかにした。

下値余地も

仮想通貨に対する売りが勢いを増した。ソラナなどDeFi(ディーファイ、分散型金融)トークンが、業界の先導役であるビットコインよりも大きく下落。仮想通貨ヘッジファンド、スリー・アローズ・キャピタルが経営難に陥っていることを受けて、波及懸念が高まった。ビットコインはほぼ1週間ぶりに2万ドルを割り込んだ。

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