Bloombergの厳選ニュース 2022年9月9日
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はインフレ期待を抑制していくのに残された時間が少なくなりつつあると発言。インフレ率が目標を上回る期間が長引けば、国民の間にインフレマインドが自然と定着してしまうと懸念を示しました。国民のデフレマインド払拭に苦戦してきた日銀を意識したコメントにも聞こえます。パウエル氏の講演後、バンク・オブ・アメリカはFRBが9月に3回連続となる0.75ポイントの利上げを決め、フェデラルファンド金利の誘導目標は最終的に4.0-4.25%まで上がるとの予想に改めています。
任務完了まで尻込みしない
パウエルFRB議長は8日、ワシントンでの講演でインフレ抑制の「任務が完了するまで」金融当局が尻込みすることはないと言明。労働市場における需要が依然として極めて強い中、「インフレ期待を抑制し続けるのは非常に重要だ」と強調した。
遠のく住宅購入
米国の住宅ローン金利は3週連続で上昇し、2008年以来の高水準となった。フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)によると、30年物固定金利は平均5.89%と、前週の同5.66%から上昇した。
欧州も0.75ポイント
欧州中央銀行(ECB)が歴史的な0.75ポイントの利上げを決め、中銀預金金利を0.75%に引き上げた。
敬愛された君主
英国のエリザベス女王が8日、滞在先のスコットランドのバルモラル城で死去したと、バッキンガム宮殿が発表した。
エネルギー危機で企業支援
ドイツは新型コロナウイルス禍で投入した支援プログラムを拡大し、エネルギー危機に伴うコスト高で打撃を受けた企業にも支援を提供する。ロシアによるエネルギー供給削減を受けたエネルギー危機のあおりで企業倒産が相次ぐ恐れがあるとの懸念が高まっているため。
任務完了まで尻込みしない
パウエルFRB議長は8日、ワシントンでの講演でインフレ抑制の「任務が完了するまで」金融当局が尻込みすることはないと言明。労働市場における需要が依然として極めて強い中、「インフレ期待を抑制し続けるのは非常に重要だ」と強調した。
遠のく住宅購入
米国の住宅ローン金利は3週連続で上昇し、2008年以来の高水準となった。フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)によると、30年物固定金利は平均5.89%と、前週の同5.66%から上昇した。
欧州も0.75ポイント
欧州中央銀行(ECB)が歴史的な0.75ポイントの利上げを決め、中銀預金金利を0.75%に引き上げた。
敬愛された君主
英国のエリザベス女王が8日、滞在先のスコットランドのバルモラル城で死去したと、バッキンガム宮殿が発表した。
エネルギー危機で企業支援
ドイツは新型コロナウイルス禍で投入した支援プログラムを拡大し、エネルギー危機に伴うコスト高で打撃を受けた企業にも支援を提供する。ロシアによるエネルギー供給削減を受けたエネルギー危機のあおりで企業倒産が相次ぐ恐れがあるとの懸念が高まっているため。