きょうの為替は 2022年9月14日

ニューヨークダウは、米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、FRBの利上げ加速を警戒した売りが強まり、前日比1,276.44ドル安の31,104.90ドルと今年最大の下落で取引を終えました。

米国債10年物利回りは上昇し、暫定値ながら前日比0.058%上げて3.420%で引けました。

原油価格は、米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことから景気後退懸念から売られ、前日比0.47ドル安の87.31ドルで引けました。


為替相場では、ドル/円は、ニューヨークオープン直後には、米消費者物価指数の低下を見込んだ売りが強まり、141.60近辺をつけました。しかし、実際に出た8月の米消費者物価指数(CPI)は、大方の予想前年比8.1%に反し8.3%と強く、しかも変動の激しい食品及びエネルギーを抜いたコアCPIは予想前年比6.1%に対して6.3%とこれもまた強く、9月のFOMCでほぼ0.75%の利上げは確実視されました。この結果、ショート筋のロスカットの買い戻しも巻き込んでドルは3円暴騰し、144.68近辺をつけました。その後は、高止まりとなり、144.50近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、1.0180近辺から急落し、0.9971近辺をつけました。

ドル円    144.49-50 144.68/141.50
ユーロドル  0.9970-74
米10年国債 3.411%  +0.050

きょうのドル円 144.00-145.80 ニッセイアセットマネジメント 松波氏
 米利上げペースの緩和条件の2つの目安

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