きょうの為替は 2022年10月13日

ニューヨークダウは、翌日に米消費者物価指数の発表を控え様子見気分強く、前日比28.34ドル安の29,210.85ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.035%下げて3.904%で引けました。

原油価格は、世界的な景気後退懸念を受けて売られ、前日比2.32ドル安の87.03ドルで引けました。


為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、売りが優勢となり、一時146.06近辺をつけましたが、マーケットはショートになっていたようで、ジリ高に転じました。ロンドン勢のショートスクイズ(ショート筋を買い上げて買い戻させて利食うロンドンが得意とする手法)も加わり、146.63近辺まで上昇しました。ニューヨークに入り発表された9月の米生産者物価指数は、前年比で8.5%と予想の8.4%を上回ったことから買いが強まり、146.82近辺をつけました。しかし、依然として、マーケットポジションはショートに偏っていたもようで、ジリ高は続き、146.96近辺をつけました。その後発表されたFOMC議事録で一部から「リスク軽減のために引き締めを調整する必要がある」という主張も出ていたことが明らかとなり売られ、いったん146.66近辺まで下げましたが、146.92近辺まで反発し、146.85近辺に落ち着きました。

EUR/USDは、0.9670~0.9720近辺で上下動を繰り返しました。

ドル円    146.91-92 146.98/145.71
ユーロドル  0.9701-02
米10年国債 3.902%  -0.037

きょうのドル円 146.30-147.50 両備システムズ 鈴木氏
 10月31日(英政策発表) 「トリプル安」進展か?

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