Bloomberg 今朝の5本 2022年11月15日

「あなた方はこのような形で対話を行うことを望んでいたのか」と、中国の楊潔篪共産党政治局員(当時)が米アラスカ州アンカレッジで米国側に詰め寄ったのは2021年3月。非難の応酬に始まった米中外交トップ会談でバイデン政権と中国の関係は冷戦時代の米ソのように冷え込み、ペロシ下院議長の台湾訪問で過去にないレベルに悪化しました。しかし今回の首脳会談で雪解けの兆しが見えたと金融市場は楽観。米市場に上場する中国株は上昇しました。ホワイトハウスは首脳会談のフォローアップとして、かつてアラスカで中国側を激怒させたブリンケン国務長官を中国に派遣します。

協調とけん制

バイデン米大統領と中国の習近平国家主席はインドネシアのバリ島で会談し、米中間の緊張緩和を呼び掛けた。

近く適切に

米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード副議長は、「恐らく利上げペース減速への移行が近く適切になるだろう」と発言。一方で「われわれは多くのことを行ってきたが、追加でしなければならないことがある」として、利上げを停止する用意はまだないことも強調した。

過去最大

電子商取引最大手の米アマゾン・ドット・コムは今週にも約1万人をレイオフする計画だと、米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)が報じた。同社にとって過去最大規模の人員削減になるという。

2%は遠く

米消費者のインフレに対する楽観度が10月に低下したことが、ニューヨーク連銀の調査で分かった。ガソリン価格が上昇するとの見通しなどが影響した。

また引き下げ

石油輸出国機構(OPEC)は世界の石油需要見通しを再び引き下げた。

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