Bloomberg 今朝の5本 2022年11月16日

2024年米大統領選への再出馬をほのめかしてきたトランプ前米大統領は、15日に「非常に大きな発表」を行うと、中間選挙の投開票前日である7日に予告していました。ただ中間選挙は共和党にとって期待外れの結果となり、トランプ氏の責任を問う声が表面化。同氏の側近はジョージア州での上院選決選投票が行われる12月6日まで発表を先送りするよう働き掛けていたようです。ただその説得も失敗に終わったもよう。予告通りであれば、トランプ氏はこの「非常に大きな発表」を日本時間11月16日午前11時に行う見通しです。

NATO加盟国に着弾

ロシアのミサイル2発が北大西洋条約機構(NATO)加盟国であるポーランドに着弾し、2人が死亡したと、AP通信が報道。

圧力緩和の兆し

10月の米生産者物価指数(PPI)は前年比での伸びが市場の予想以上に鈍化した。インフレ圧力が緩和し始めている兆候が新たに示された。総合PPIは前年同月比8%上昇と、1年余りで最も低い伸びだった。市場予想は8.3%上昇。前月は8.4%上昇だった。

「かすかな希望の光」

米アトランタ連銀のボスティック総裁は、インフレ減速の兆候が最近示されているものの、景気を抑制する水準に政策金利を引き上げる作業はまだ必要だと述べた。総裁はアトランタ連銀のウェブサイトに掲載された小論文で、財価格の上昇鈍化といった兆候を指摘し「かすかな希望の光」が見えると記した。

EVよりハイブリッド

電気自動車(EV)が一大旋風を巻き起こしつつあるが、最も信頼できるバッテリー駆動車は依然としてガソリンタンクを備えたハイブリッド型のようだ。

仮想通貨は「妄想」

米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイのチャーリー・マンガー副会長は、暗号資産(仮想通貨)交換業者FTXの経営破綻を受け、あらためて仮想通貨を批判した。マンガー氏は経済専門局CNBCに対し、「ある部分は詐欺で、ある部分は妄想だ」と述べ、「悪い組み合わせだ。どちらも好きではない。そして詐欺よりも妄想の方がより極端と言えよう」と続けた。

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