Bloomberg 今朝の5本 2022年11月22日

サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）カタール大会。20日の開幕セレモニーを見下ろす貴賓席で国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）のインファンティーノ会長と歓談していたのは、サウジアラビアのムハンマド皇太子です。日本との協力覚書の締結式も予定されていた来日を急きょキャンセルし、日サウジ・ビジネスフォーラムの開催も中止した理由が、Ｗ杯に招待されたからなのかどうかは不明です。英紙タイムズは９月、サウジが2030年のＷ杯をエジプト、ギリシャとの３カ国で共催する方向で申請を検討していると伝えました。サウジはこの報道についてコメントしていません。

時間差

米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は、インフレ鈍化に向けて一段の利上げを進める中、金融政策の効果が経済に行き渡るまでの時間差に留意する必要があると指摘。「調整が行き過ぎれば、不必要な痛みを伴う景気低迷を招きかねない」と述べた。

むしろ減産

サウジアラビアは石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）と非加盟の主要産油国で構成する「ＯＰＥＣプラス」の12月会合に向け、増産を協議しているとの一部報道を否定。

来年も

ゴールドマン・サックス・グループのストラテジストらは21日のリポートで、弱気相場は終わっていないとの見方を示した。

抗議の沈黙

Ｗ杯カタール大会で、イラン代表チームは対イングランド戦の試合前セレモニーで国歌斉唱を拒否した。反政府運動への支持を表明したとみられている。

終わり

大規模な人員削減などで混乱が続く米ツイッターで、フランス部門トップが自身の退社をツイートで明らかにした。