Bloomberg 今朝の5本 2022年11月29日

ロシアのウクライナ侵攻などを背景に世界各地で電気料金が跳ね上がっていますが、間もなく寒さの厳しい冬を迎えるニューヨークも例外ではありません。ニューヨーク州では2020、21年にインディアンポイント原子力発電所の原子炉が閉鎖され、発電における天然ガスへの依存度が一段と高まっています。その天然ガスですが、ニューヨーク市では1月限の価格が既に前年比で60%余り上昇。ニューヨーク市の大半でサービスを展開する電力会社コンソリデーテッド・エジソンは、この冬は平均で住宅用の電気料金が22%、ガス暖房料金は32%それぞれ上昇すると見込んでいます。

連鎖

暗号資産(仮想通貨)レンディングの米ブロックファイが連邦破産法11条の適用を申請した。仮想通貨交換業者FTXの急速な経営悪化と破綻が影響した。

利上げ継続を示唆

米金融当局による利上げはまだしばらく続きそうだ。セントルイス連銀のブラード総裁は、金融当局がインフレ抑制のために来年、一段と積極的に利上げを行う必要が生じる可能性を金融市場が過小評価していると発言。ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、インフレは依然「あまりに高過ぎる」とし、さらなる引き締めが必要になるとの認識を示した。またクリーブランド連銀のメスター総裁も、政策引き締めの「一時停止が近いとは考えていない」と述べた。

まだピークではない

欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、ユーロ圏のインフレが既にピークを付けていたとしたら驚きだと述べ、利上げ終了が近づいていないことを示唆した。

沈静化へ

中国で週末に拡大していた新型コロナウイルス政策に対する抗議活動は28日、当局が北京などの主要都市に警察を大量配備したことを受けて沈静化に向かった。北京、上海、杭州、南京などでは街頭で取り締まりが行われ、ショッピングモールは早い時間に閉まり、当局者は定期的に通行人を呼び止めて身分証明書の提示を求めるなどした。

まだ反映せず

株式相場は米国のリセッション(景気後退)リスクをまだ反映しておらず、来年は荒い値動きになると、米ゴールドマン・サックス・グループとドイツ銀行のストラテジストが予測した。

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