日本人旅行客が消えたグアム観光業者の悲鳴

円安が進み、海外旅行には気軽に行けなくなりましたが、そのあおりを受けているのが、国内経済の大部分を日本人観光客に依存していたグアムです。

コロナ禍前の2019年は、年間の来島者数およそ166.6万人のうち、約40%に当たる約68万4000人が日本からの観光客でした。
ところがこの急激な円安で、現在の客足は皆無に等しく、成田からのフライトに搭乗しているのはグアム在住者ばかり。
日本人の姿はほとんど見られません。
今秋のある日の日本-グアム間の航空券は798ドル(約11万3000円)と、コロナ禍前の2倍以上に高騰しています。
3万円台の格安ツアーが珍しくなかった頃がまるでウソのようです。

今回のコロナ禍と円安の影響は深刻で、観光業再興のメドはまったく立っていません。
観光客が戻る気配が皆無なので、日本人向けに観光ガイドをしていた知人たちも仕事を諦めて清掃業に就いたり、生活保護を受けたり、別の道を模索し始めているありさまです。
中には、日本・韓国・台湾・米国本土など自分の母国に引き揚げる人もいます。

なお、コロナ禍前の水準でいえば、グアムの経済の約7割は観光業が占めていた。これが蒸発したとなると、島民の生活には深刻な影響が及んでいます。
特に、生活に困窮する高齢者が増えています。
また、街の様子も変わりました。
グアムの中心部にある大型免税店でも、いまだ13時から19時までの短縮営業が続けられており、街はまるでゴーストタウンです。

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