きょうの為替は 2023年3月16日

ニューヨークダウは、スイスの金融大手クレディスイスの経営不安から欧州株相場が大幅安となり、米株市場にも売りが及び、前日比279.18ドル安の31,876.22ドルで取引を終えました。

米国債10年物利回りは低下し、暫定値ながら前日比0.178%下げて3.458%で引けました。

原油価格は、金融不安から売られ、前日比2.98ドル安の68.35ドルで引けました。

金価格は、リスク回避から買われ、前日比11.4ドル高の1922.3ドルで取引を終えました。

為替相場では、ドル/円は、ロンドンオープン後、いったんは下押ししたものの、再び買いが強まり、135.11近辺まで上昇しました。しかし、スイスの銀行であるクレディスイスの経営不安の話が広がるにつれ、リスク回避の円買いユーロ売りが強烈に出て、ドル/円は。133.40近辺まで急落しました。ニューヨークオープン後発表された、米生産者物価指数が予想を大きく下回り、さらに132.22近辺まで続落しました。しかし、さすがに売り過ぎとなり、いったん133.30近辺まで反発しましたが、その後再び二番底を狙って132.41近辺まで売り込まれました。その後、「スイス当局がクレディスイス安定化へ選択肢を討議」と伝わったことから買戻しとなり、133.77近辺まで反発し、そして133.20近辺に軟化しました。

EUR/USDは、急落して1.0517近辺をつけた後、1.0592近辺まで反発しました。

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