韓国大企業社員の月給、米日仏に比べ突出

韓国の大企業社員が受け取る給与は、米国、日本、フランスの大企業よりも多いことが分かりました。　朝鮮日報
韓国では大企業と中小企業の賃金格差が大きいだけでなく、一部大企業の社員は経済水準に比べ、行き過ぎた報酬を受けていることになります。

各国の統計当局による資料を分析した結果、韓国の従業員500人以上の大企業の社員は昨年、月6097ドル（約69万3,500円）を受け取っていました。
これは米国（4736ドル）、日本（4079ドル）、フランス（5238ドル）よりも多かったことがわかりました。

韓国の大企業の社員は1人当たり国内総生産（GDP）の約2倍の賃金を受け取っていますが、米国の大企業の社員が受け取る賃金は1.01倍です。

韓国の大企業と中小企業の賃金格差は主要国よりも大きいのです。
韓国の大企業社員の賃金を基準とした場合、従業員が10～99人の中小企業の賃金水準は大企業の57％でした。
米国、日本、フランスの場合は69～73％です。

特に韓国の従業員5人未満の小規模事業者では、賃金水準が大企業の33％にすぎず、米国（79％）、日本（65％）、フランス（59％）に比べはるかに低い低い水準です。
諸外国でも大企業と中小企業には賃金格差があるが、韓国ほど大きくありません。