きょうの為替は?

米連邦準備理事会(FRB)が29日公表した11月7─8日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で、追加利上げが「かなり早期」に正当化される公算が大きいとの見解で当局者らがおおむね一致したことが明らかになりました。
また利上げの打ち止め時期やその伝達方法を巡って議論が始まったことも分かりました。

ニューヨーク外国為替市場でドル円はもみ合い、113円前半で下げ渋ったドル円は113円半ばに水準を持ち直して動きが鈍っています。
週末の米中首脳会談への期待感と警戒感が交錯するなか、方向感が出にくい状況です。
米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では「漸進的な利上げとの文言変更を議論」したことが明らかになりましたが、反応は限定的です。

ユーロドルもこう着相場が継続、1.13ドル後半の狭いレンジ内での推移が続いています。
昨日は米利上げの打ち止めが近いとの思惑が強まったことを受けて買い戻しが入ったものの、ユーロ独自の買い材料も乏しく、上値を追う展開にもなりにくく方向感が乏しくなっています。

ドル円現在値  113.38-40  113.68/113.18
ユーロドル    131391-94
米10年国債   3.026%  -0.018

本日のドル円  113.20-114.20  三井住友信託NY 矢萩氏
 FRB利上げ確率にドル円連動 → 米経済指標に注目


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