円安の影響 韓国企業の苦悩

円に対するウォン相場は1月21日現在100円=1186ウォン、
去年7月の平均100円=1447ウォンに比べて、
わずか半年の短い間に22%もウォンが高くなっている。
急激な円安ウォン高だ。
現代経済研究院の「ウォン高と輸出に関する報告書」によると
円に対してウォンが1%高くなるたびに、韓国の輸出は0.9%減少すると予想し、なかでも鉄鋼産業は1.3%、石油化学は1.1%も減少すると示している。
韓国の輸出はこの半年で20%も減少する事態に直面している。
また、円安の問題は方向だけでなく変化のスピードが急激というところにある。
すでに韓国の輸出企業には警告ランプが灯っている。
グローバルマーケットで日本と競争する電子、自動車、石油化学企業などは直撃弾を受けている。
2011年末の韓国の輸出依存度(純輸出のGDPに占める割合)は50%と高く(日本は14%)、
貿易が滞ればたちまち国が干上がってしまう。

日本人観光客が最も好きな観光地の明洞・東大門・仁寺洞は“円安ショック”に直撃されている。
韓国観光公社によると、昨年9月に約30万人だった日本人入国者は12月に約22万人に急減した。
円安の影響で日本人観光客が急減し、観光客を相手にしてきた店は大幅な売上ダウン。
日本人観光客が増え始めた08年以降、3地域の日本人ショッピング客への依存度は一時50%を超えた。
日本人に依存してきたみやげ品・化粧品ロードショップなどいくつかの業種は休・廃業も考えているようだ。

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