海老蔵と勘九郎 共演NGの亀裂!

海老蔵と勘九郎は5年4カ月前の歌舞伎座での『陰陽師』公演以来、共演はありません。
舞台や映画、ドラマなどの共演オファーは多数来ているようですが、話が進んでいないのが現実です。
来年5月の十三代市川團十郎白猿の襲名を発表した市川海老蔵と、今年の大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の主演を務める中村勘九郎。
実父を同時期に亡くし、自らの子供も襲名、また大河ドラマの主演経験など共通項の多い歌舞伎界のプリンス2人。
彼らの間に“深刻な溝”ができているといいます。

成田山節分会の豆まきに今年は5年ぶりに海老蔵が登場します。
通例、大河ドラマの主役も登場しますが、今年の『いだてん』では阿部サダヲが出席し、勘九郎の名前はありません。

成田屋と中村屋の因縁は2人の祖父の代に遡ります。
十一代目團十郎と十七代目勘三郎は犬猿の仲でした。
公演は基本的に別々に行っていましたが、同じ歌舞伎座に出ることになった際、楽屋を巡ってけんかになったのです。

双方の父親、市川團十郎(享年66)と中村勘三郎(享年57)が亡くなった13~14年ごろは、海老蔵と勘九郎の関係は良好でした。
2人の間に亀裂が入ったのは、両家の海外公演にまつわる海老蔵さんの一言でした。

それは、勘九郎が14年7月に弟・中村七之助、中村獅童らとともに、亡き父が心血注いで築き上げた「平成中村座ニューヨーク公演」を成功させ、話題になったときでした。
海老蔵が周囲に『平成中村座? こちとらオペラ座だ!』と“軽口”を叩いたというんです。
その話が、廻り回って勘九郎の耳にまで届いてしまいました。
勘三郎の志を揶揄したと怒り心頭の勘九郎は先輩である海老蔵に直接、文句を言ったというんです。
これ以後、2人は距離を置くようになりました。

本人同士の感情に加え、周りの人々が特に気を使うようになりました。
いまや2人は『成田屋』と『中村屋』の家長。
これ以上、お互い悪影響が及ばぬようにといった配慮から、共演させないようにしているようです。

実力で人気を勝ち取った「中村屋」と、四百年の歴史を誇る「成田屋」の、先々代から続く火花散る戦い。
團十郎襲名で勢力図はどう変わるのでしょうか――。


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