三大疾病のリスクが高まる40~50代

厚生労働省発表の「死因順位別にみた年齢階級・性別死亡数・死亡率」によると、’17年度の日本人の死因は1位が悪性新生物(がん)、2位が心疾患(心筋梗塞など)、3位が脳血管疾患(脳卒中など)という結果で、がんをはじめとする三大疾病は、最も身近でかつ、死の危険性が高い病だといえます。

<日本人の死因(’17年度)>
悪性新生物 27.8%
心疾患(高血圧を除く) 15.2%
脳血管疾患 8.2%
老衰 7.6%
肺炎 7.2%
その他 34%

日本人の2人に1人はがんになり、そのうち3人に1人が亡くなっています。
数で言うと毎年約37万人もの人が亡くなっているということを考えると、誰もが発症しうる病だと言えるでしょう。
特に40代男性が罹りやすいのは大腸がん、肺がん、胃がん、もう少し年を重ねると前立腺がんです。

続いて死因第2位の心疾患は発症から治療までが一刻を争う病です。
心筋梗塞などで心肺停止になった場合、血流が止まった瞬間から細胞の壊死は進行するので、1秒でも早い蘇生処置が求められます。
急性心筋梗塞の死亡例は80%が発症から24時間以内、うち60%は病院到着前に亡くなっています。
一方、専門設備のある病院に到着後の死亡率は5~10%です。

第3位の脳血管疾患は、後遺症の危険性も高い病です。
脳卒中は脳の血管が詰まって血流が途絶える『脳梗塞』、血管が破れて出血する『脳出血』、動脈にできたこぶ(動脈瘤)が破れる『くも膜下出血』に分類されます。
くも膜下出血の生存率は一概には言えませんが、発症した人の約3分の1は死亡。
残りの7割の人のうち、約半数はなにかしらの障害が残る可能性があり、40代以降で増加傾向にあります。

三大疾病について年代別の発症数を見ると、40~50代から急激に増え、70代でピークを迎えます。


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